“家賃が月収の3分の1″で生活が詰むワケ

“家賃が月収の3分の1″で生活が詰むワケ

https://president.jp/articles/-/27939

少し前の記事ですが、ちょっと気になったのでこの記事では、生活スタイルが変化してきているので支払家賃の目安が月収の3分の1でも苦しくなる。目安は4分の1・・・という記事です。

詳細は記事を読んでみてください。

住宅ローンを組む理由

住宅ローンを組みたい人で「家賃がもったいない、家賃の支払だと自分の資産にならないけど、住宅ローンを組んで支払を続けたら、自分の家になる」という考えでローンを申し込む人が少なくありません。

また、住宅販売の営業マンもそのような営業トークをする人も中にはいます。
その考え自体は、人それぞれなので、それはそれでいいと思います。

住宅ローンの審査の目安として、年収の水準にもよりますが返済比率35%程度が目安になっている金融機関がほとんどです。

しかし、先程の記事では「3分の1でも苦しくなる。目安が4分の1・・・」です。つまり返済比率にすると目安が25%ということです。
「家賃でも住宅ローンでも住居費として考えたとき、収入の「3分の1」で苦しくなる、目安は4分の1程度にしておくべきということが言えそうです。

自宅を持つと家賃の支払いが住宅ローンに置き換わるだけでなく、様々な支払いが発生してきます。返済比率が規定内にはまっていても、金融機関の審査がOKとなっても、楽に返済ができるとは限らないのです。

住宅ローンの支払以外にも考えておくこと


なぜなら住宅を購入すると実際には、ローンの支払いだけではなく、火災保険や固定資産税などの支払が発生します。そして、家のメンテナンスとして屋根の補修や外壁塗装などのまとまったお金が必要になります。

そういった支払や生活スタイル、家庭のイベントなどを考慮すると余裕を持った返済にしておかないと、まとまったお金が必要な時に資金がなくてローンやキャッシングをしないといけなくなるのです。

住宅ローンを払い続けながら、他の借入が増加すると、それらの借入金の返済負担が増加します。そうすると返済をするために、他からさらに借入をする必要が出てきます。

そうなると雪ダルマ式に借金が増え、最終的には返済ができなくなってしまいます。

日本の給与水準は、長期間停滞したままになっています。収入が増えない一方で、歳を重ねる毎に支払が増えるイベントが多くなっていきます。そういった観点からしても住宅ローンの返済負担は余裕を持っておくことが大切です。

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