住宅ローンは延滞すると延滞利息(遅延損害金)がかかりますが、それ以外にも金利が上昇してしまうことがあります。苦しくて払えなくなればなるほど、かえって金利が上がってしまう事もある・・ということについて書いていきます。
住宅ローンの金利優遇制度とは
通常、銀行で住宅ローンを取り組みをすると、たいていの人であれば金利の優遇が受けられます。
例えば、給与振り込みをする・カードローンを作る・クレジットカードやデビットカードを作る等の取引をすると金利を優遇してくれる仕組みになっています。
これらは住宅ローン以外に他の取引をする(銀行との取引の内容を厚くする)ことで、金利を引き下げしてくれると言うものです。
メガバンクや地方銀行であれば、店頭金利が2.475%から2.675%が一般的になっていますが、金利優遇をすることで優遇後の取り組み金利が1%を切ったり、中には0.5%を切るような低金利でローンを組んでいる人もいると思います。
自分の住宅ローンの金利優遇がどの程度なのか知っていますか?
住宅ローンの支払いが安いのはとても嬉しいことです。ほとんどの人が高額で長期の借入ですから、少しでも負担が少ない方がありがたいですね。
基本的に住宅ローンの金利は店頭金利で、ローンの審査内容や他の取引を行うことで金利優遇として金利を引き下げをしているのです。つまり優遇後の金利が自分の融資金利なのです。
この事は結構忘れがちです。ひょっとしたら最初からあまり意識していなくて、「自分の住宅ローンの金利は0.5%だ」などと思っている人も少なくないようです。
契約内容は注意して確認しておく必要があります。大手のメガバンクや地方銀行では、店頭金利という基本の金利があってそこから個別に『金利優遇で』金利を引き下げをしているのが基本です。
延滞をしてしまうと金利優遇に影響が出ることも
延滞をしてしまうと、金利優遇はなくなってしまうこともあります。それは契約書の中にも記載されているのでよく注意をしておくことが大切です。
つまり取引を総合的なたくさんの取引をすることと返済の状況が良好なことが金利の優遇の大前提なのです。延滞をしてしまうことで返済の条件が良好ではなくなり金利の優遇がなくなってしまうことがあり得ます。
もしたった1日延滞してもすぐには金利優遇がなくなってしまう事はないでしょうが、延滞が常習化(いつも何日か延滞)したり何ヶ月も返済できず長期の延滞をしてしまうと金利の優遇が取り消されてしまう事はあり得ます。もちろん延滞中は遅延損害金(延滞利息として14%)を取られることになります。
頑張って延滞を解消しても、金利優遇を取り消されてしまうと次回からの返済は店頭金利の水準で返済を続けていくことになるので毎月の負担は大きなものになります。
つまり店頭金利の水準なので、金利は2.475から2.675%の水準になってしまいます。そうすると金利部分の負担は2倍から3倍以上に増えてしまいます。毎月の支払い額は大きなものになるでしょう。
返済が遅れる事に事情があるのかもしれませんが、延滞すれば金利優遇がなくなるという契約であれば、優遇を取り消されても文句は言えないのです。
新型コロナウィルス感染症の影響の場合
新型コロナウィルス感染症の影響によって収入が減少してしまうことで住宅ローンが返せなくなると言う事はあり得るのですが、やはり延滞してしまう事については変わりがないので金利優遇を取り消される可能性があります。
『借りたものは返す』という責任感で遅れてでもなんとかして返そうという気持ちは大切なのですが、銀行に相談せずに『ただ遅れて』返済を続けているとかえって不利になる事もあります。
いろいろなところに影響が出ているので、社会情勢としても様々な対応が必要になっていることから住宅ローンについてもコロナウィルスの影響による返済の対応が必要になってくることは間違い無いので、返済条件の見直しの対応などは受け付けてもらえる事でしょう。
返済方法の見直しについては、別の記事で既に書いていますのでチェックしてみてください。
借換をするまたは返済方法を見直すならば、早い目に手を打つ事です。
借換は延滞が発生すると受付してもらえなくなります。
そして、返済方法の見直しについても延滞を重ねてしまうと優遇金利がなくなり更に返済が苦しくなります。そうなってから返済方法の見直しを依頼すると高い金利のまま返済方法を見直すことになります。
借り換えにしても返済方法の見直しにしても、優遇金利を受けたままで手続きをしないと金利負担が大きくなってしまいます。
余裕を持って手続きを進めることが大切です。もし、借換を検討したいけど「どうしたらいいか分からない」、「忙しくて相談もできない」のであれば、 以下の記事を 参考にしてみて下さい。
この記事へのコメントはありません。