キャッシュレスポイント還元よりも、あなたが優先すべき損失防止策【ポイント還元キャンペーンの終焉と家計対策】

ポイント還元は、今話題になっています。少しでも買い物が安く買えるし、スマホで決済ができて便利で面白いです。

しかも、たくさんのポイント還元の事業者は利用者獲得のために20%ポイント還元など大幅なキャンペーンをしているので魅力的です。

消費者にとってみれば、このキャンペーンに乗らないと損をしてしまうような気がします・・・

でもそのためにそれほど必要でないのに、わざわざ買い物をしたりすることもあったり、クレジットカードを作ったりする人も少なくはないようです。

キャッシュレス還元事業者の淘汰が始まる・・・

ポイント還元キャンペーン合戦もそう長くは続かないでしょう。なぜなら、一部のキャッシュレス事業者は他の事業者に統合され始めているので淘汰の波が押し寄せてきているからです。

そもそも【お金で払っていたことを、スマホやクレジットカードで支払うことに切り替える】ということだけで、大幅な還元ポイントでトクをするなんて、単純に考えても、ちょっと無理があるような気がします。

もちろんお店にとってみれば、お金を扱わないので【おつりの計算間違い】や【閉店時の帳簿と現金の突合、銀行へ入金】などの手間が少なくなってその分の【人や手間が減る=人件費の削減】というメリットはありますが・・・消費者にとってみれば、支払い方法を変えるだけですから。

普及させるためのキャンペーンなので、ある程度普及すれば目的は達成となるでしょうし、キャッシュレス事業者もいつまでも大幅なキャンペーンをし続けることは難しいでしょうから、そんなに長くは続かないのです。

キャンペーン合戦で体力のなくなった事業者が淘汰されていくことになって、生き残るのは体力のある大きな事業者だけになるでしょう。そして大幅なポイント還元キャンペーンも無くなっていくでしょう。

ポイント還元よりもトクをする方法

ポイント還元は一時的なものです。キャンペーンが終わってしまえば、利用の便利さは残りますが、もはやトクはなりません。

住宅ローンの借り換えであれば、完済するまでメリットが続きます。しかも高額な借入である程、金利が下がることでお得になります。

実際に借り換えをして、メリットが数百万円単位で出たという人は少なくありません。それだけ大幅にトクをするということはキャッシュレスでのポイント還元よりもインパクトが大きいはずです。

借り換え後の支払いが毎月数万円変わり、それが何年も続けばメリットは相当大きいのです。

むしろ逆に言うと、借り換えを検討ぜずにそのまま放置していると、それだけ損をしているということです。ひょっとすると数十年で、数百万円も損をしている可能性だってあります。

あなたの住宅ローンは「借り換えをするとどれくらいトクになる」のか?

以前は、住宅ローンの残高が1,000万円、借り換え後金利1%の差があればメリットが出ると言われていましたが、今は超低金利の時代で、金利差が1%なくても十分メリットがでます。

特に、10年以上前に住宅ローンを組んでいれば、借り換えのメリットは出てきそうです。

なぜなら2016年1月にマイナス金利政策を日銀が発表して以来、超低金利時代に突入。それでも貸出残高を増やすべく金融機関は顧客獲得競争を続けているからです。

借り換えシミュレーションの試算は基本無料・・・まずは、気軽に動いてみることから

住宅ローンを新しい銀行に借り換えるとメリットがあるのか、窓口に行って相談してみましょう。もちろん借り換えをしてメリットが出なければ、する必要はありませんし、そのための試算ですから、無料でやってくれます。

残存期間が長くて残高も多ければ、百万円単位でメリットが出ることも少なくはありません。そうなれば、一時的なポイント還元よりもはるかに家計が助かるのではないでしょうか。

  • 子供の夏季講習・冬季講習など充実した教育
  • 毎年の家族旅行
  • 自分の趣味や欲しいもの
  • 車の買い換え・保険や家の修理
  • 子供の将来の貯蓄(学校進学・結婚など)
  • 老後の貯蓄

など、お金が必要なことを考えたらキリがありません。

住宅ローン減税で、最初の10年は税金が戻ってくるのですが、それ以降はお金が戻ってくる方法がありません。ですから、借り換えを利用して、家計を守ることは大切なことなのです。

もちろん、住宅ローン減税の利用期間でも借り換えをすることができ、書類を提出すれば期間内の減税は受けられます。

借り換えのデメリット

住宅ローンの借り換えでは、メリットに注目しがちですがデメリットはあるのでしょうか?

基本的にデメリットはないと考えます。なぜなら、メリットがないと考えたならば、借り換えをしなければいいのですから。

つまり、シミュレーションをして一通り検証してから借り換えをするかしないかを決めればいいのです。

ひとつだけ、デメリットがあるとすれば、、、

これはデメリットとは、言えないと思うのですが(ネックと言ったほうがいいかもしれません。)

「借り換えの手続きが面倒」ということでしょうか・・・

なかなか時間が取れなかったり、銀行に行くのがおっくうになったり・・・ちょっと行きづらいというか・・・

でも数百万円のメリットが出るかもしれないと考えれば、検討することをおすすめしますが、もしそういう場合は以下の記事を見てみてください。

今の忙しい時代に合った、借り換えのテクニックです。

時間をかけず、少しでもラクして上手に借り換えができるのならオススメの方法だと思います。やったほうがいいのが分かっていて、いつまでもやらずに損を続けているよりは・・・

関連記事

  1. 【借り換え後】住宅ローン年末残高計算方法(住宅借入金等特別控除)

  2. 住宅ローンの支払いが苦しくなってきても、絶対にやってはいけないこと

  3. 携帯電話の料金見直しは住宅ローンの次に重要

    もしも、携帯料金が永久無料になったら、浮いたお金を何に使いますか?

  4. 自分の勤めている会社では何歳まで働くことができるのか知っていますか?

  5. 住宅ローンは家計のなかでもかなりのウエイトを占めます

    住宅ローン、固定金利上げ→対策どうする?

  6. 借り換えは何度でも!

  7. 借り換えの手順【見直しのやり方のコツ】

  8. あなたは何歳まで働く必要がありますか?

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。